2010-01-01から1年間の記事一覧

「立ち上がるイラク帰還兵」

5月8日(土)から5月14日(金) 今池シネマテークにて、昼12時35分から1回上映。 撮影監督の木村修さんが、懸命に宣伝に走っている。新左翼系無所属運動地帯へのチラシの配布を手配した。大阪から電話までもらった。 右翼の人にも紹介してもいいが…

金が足りんそうだ。

【反米愛国】 アメリカの方には申し訳ないが、いわゆる米軍基地と現在の新自由主義の問題である。 以下にご紹介する早馬のお触れは、僕の政治的立場とはけっこう異なる。 しかし、大同団結というものは、「どの苺をとるか?」という問題である。真っ赤でなく…

法廷外闘争(マスコミ)

【法廷外闘争(マスコミ)】 裁判には、社会問題として多くの人が取り組むべき訴訟も多い。 医療裁判は、それだけで社会問題であるし、内容によっては、具体的な法案や行政に関わってゆくものも多い。マスコミはそんな訴訟を報じる。 マスコミは、報じるだけ…

法廷外闘争(傍聴人)

【法廷外闘争(傍聴人)】 法廷外闘争としてのWEB闘争や署名運動の他に、裁判官の判断を左右するものには、法廷の傍聴人の数がある。 見物人が多いほど、裁判官も燃える。いつもより丁寧に進行を説明する。実にカッコイイ。弁護士も検察官も胸を張る。だ…

殺人犯 神田司ブログの意味(2)

殺人犯神田司ブログの意味(2) 神田司ブログの場合は、刑事訴訟法の縛りがあった。弁護士とも相談して、その範囲でなんとかやっていたようだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 刑事訴訟法の縛りとは、先に改正された部分。 第二百八十一条の三 弁護人は、検察官にお…

殺人犯神田司ブログの意味(1)

殺人犯神田司ブログの意味(1) 磯谷利恵さん殺し(名古屋闇サイト殺人事件)の裁判中に、3人の犯人のうちのひとりである神田司が、インターネットでブログを開いた。裁判中に、殺人犯(当時は容疑者だが、犯人であることは認めていた)が「本当はこうだっ…

法廷外闘争(WEB闘争)

【WEB闘争】 まずは、これをご覧ください。 「最先端医療の闇」 http://www003.upp.so-net.ne.jp/medical/ トップ画像の原告は、被告病院の前で焼身自殺をされました。 自殺に追い込んだのは裁判所です。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 医療裁判のホームページ開設の目的。 …

協力医師(3)獲得方法

【協力医師(3)獲得方法】 さて。どうやって医師を捕まえるか。 これといった決定打はない。 僕は、全都道府県の弁護士事務所(医療事件の研究会)に順に電話もした。紹介は可能か? と。これは全滅。唯一、沖縄県の事務所の応対に、共感の励ましを頂いた…

協力医師(2)医学鑑定と証人尋問

【協力医師(2)医学鑑定と証人尋問】 体力の限界のため、昨日の更新は休憩。。。忘れていただけなのだが(;^_^A 医学鑑定には、裁判所鑑定と私的鑑定がある。 原告や被告の出す医師意見書は、私的鑑定である。 裁判所鑑定は、原告と被告の双方の同意の下、…

協力医師(1)

【協力医師(1)】 なんとも、うんざりする話。 まず、弁護士に相談すると、弁護士は友人知人のツテで、ちょいと医師に相談する。 その医師の意見を聞いて、過誤か否か、勝てそうか否かを決める。 弁護士さんといえども、そう何人も専門医のお友達がいるわ…

文献調査の方法

【文献調査の方法】 過誤調査では、基本的には全てを疑ってゆくことになる。 単なる可能性という問題に限らず、素人には、除外すべき病気や事由がわからないという事情も加わる。 全てを疑うということは、体温や脈拍の変化は何を意味するのかといったことか…

医療裁判費用(2)・安い弁護士

【医療裁判・費用(2)・安い弁護士】 かように医療裁判は金がかかる。 しかし、裁判には、いつもいつも金がかかるのかといえば、そういうわけではない。動かせない金額は、裁判所に払う証拠保全や印紙代、カルテや文献の複写実費、交通費くらいなもんであ…

医療裁判の費用(1)

【医療裁判の費用(1)】 【原告(患者)側 裁判費用の総額について】 これはなかなか難しい。事案にもよるので、考えるたびに少しずつ変わる。異論がある方も多かろう。1)ひとつの基準として500万円。これだけあれば、なんとか自由に動けるのだろう。 こ…

【医療裁判での戦闘】

【医療裁判での戦闘】 裁判をするときの留意点としてお考えいただければ良い。原告の目的は、真実を探すことと裁判に勝つことの2点だ。1)協力医師と医師意見書(私的鑑定書)をどうやって獲得するか? 実感としては、原告自身が探し出して説得した場合の…

医療裁判の特殊性(3)

医療裁判の特殊性(3)【医療裁判の価値は、勝敗ではなく、生き方にある】 原告にとって、裁判で重要なのは、過誤を第三者である裁判所が認めるかどうかである。普通は、被告は負けを認めない。負けても認めない。 でも、世の中ではなにかと判決が大きく影…

医療裁判の特殊性(2)

【医療裁判の特殊性(2)】 この稿は、新たに追加した項目で、今回のブログのために書き下ろしで書いてあったのだけど、ファイルを開けたら、間違って別の原稿を上書きしてしまっていた。何日か前のものだが、どういうわけか思い出せない。そうなると、なん…

医療裁判の特殊性(1)

【医療事件では、過誤と結果責任が直結していない】 普通の事件では、何かをやったために損害があった場合、その行為と結果との間には、密接な関係がある。 泥棒が、よそのお家で金を盗んだら、そのお家の金はなくなる。強盗に殴られた人が怪我をした。強盗…

弁護士とのつきあい方

【弁護士とのつきあい方】 まず。やつらは何をしているか? 司法は国家政策の実行宣言の場であり、裁判所と検察と弁護士という司法ビジネスのトライアングルで、不幸になった人からカツアゲが行われている。 弁護士は、獲得したい富裕の目標程度にあわせて、…

弁護士が断るとき(3)弁護士の生き方

アコースティック・ギター1本で1トラック録音・告井延隆さん CD買ってあげて下さい 【弁護士が断るとき(3)弁護士の生き方 】 本稿は、弁護士「を」断るときと考えて頂いたほうが良いかな。 弁護士は、依頼人や事件を選ぶ。 A弁護士は、悪徳病院や悪徳…

弁護士が断るとき(2)馬鹿野郎原告

アコースティック・ギター1本で1トラック録音・演奏/告井延隆さん 【弁護士が断るとき(2)馬鹿野郎原告 】 弁護士も客を選ぶ。あたりまえの話。 M弁護士などは、「一見(いちげん)さんお断り」だ。なんと人脈だけで毎日のお仕事が成り立つけっこうな商…

弁護士が断るとき(1)勝率と負担

【弁護士が断るとき(1)勝率と負担 】 【医療事件の場合】 民事裁判は、賠償金の争奪戦である。 真実など関係がない。「真実」は利用するだけ。 双方が自分にとって「有利な真実」で闘う。 「有利な真実」とは、「部分的には真実」ということなのだが、嘘…

続いて裁判の仕組み

【後だしジャンケン禁止】 実際にはほとんど適用されないが、「時機に遅れた攻撃防御方法」なんてのもある。終わった議論に、後から付け足しては駄目というわけだ。 それで、準備手続き(公判前整理手続き)を経た場合、予定外の証拠は提出の理由(遅刻の理…

どっひゃああ3・26だったああああ

1978年3月26日。管制塔は破壊された。 正義とはこういうことを言うのである。 高いところを壊した青年は、その後十年ほど刑務所で暮らして、ひとりを除いて、みな、なんとかお元気のようです。 法廷の傍聴席で自分から名乗って逮捕された管制塔占拠作戦の司…

親指シフトと共感能力

ところで、WEBで何事かを書きつけるときには、明記しておかなければならないと思うことがある。 それは、僕が親指シフト・ユーザーだということです。 現在のキーボードは、FMV−KB232です。これは本来の親指シフトではなく、JISキーボードに近…

ヨシノユギ裁判勝利宣言

記者会見も終わって報道されたから、オープンにしても良いでしょう。 通常、和解条件には、被告の側から「口止め要項」が入る。事件や裁判の結果を秘匿すること、つまり、事件や裁判結果を秘密にすることである。 ヨシノユギ裁判の和解では、これが条件にな…

訪問された方々へ

このブログは、若干3名しか知らないはずなのですが、カウンターをつけてみたら、なんだか、それ以上のどなたかが訪問してくれているようなので、どうやってここにたどり着くのかわかりませんが、関係することどもと何らかの格闘をされている方々かも知れず…

身体拘束廃止の立法化をもとめる名古屋集会

控訴審より、僕も支援者として弁護団会議の末席に参加させて頂いた事案です。すばらしいご縁を感謝しております。 この民訴は、地裁敗訴、高裁逆転勝訴、最高裁逆転敗訴という経過となりました。最高裁では異例の陳述となりましたが、残念な結果となりました…

CSSだあああ

ともかくは格闘中。 簡単ではあるが、難解(;^_^A

裁判は3回できるというのは、嘘

医療裁判では、原告は裁判準備が不十分なまま突入することが多く、意見医師の確保や被告の反論に対しての有効な攻撃が即座にできず、被告に有利な論理展開に翻弄されて、敗訴することが多いのではないかと思う。 一審が控訴審(高裁)で逆転されることは新証…

カルテの任意開示などするな

患者によるカルテ(及び検査表や看護記録など)の閲覧は、医療側の襟を質すシステムであるし、患者本位の医療という考え方のひとつの表れで歓迎すべきことなのですが、カルテには患者の心理的側面への対処の記述があって、それが現在進行形でオープンにされ…