なんと素晴らしい薬だろうか。

精神科へ予約にゆくが、予約していても1〜2時間待ちだそうで、そんなもん予約でもなんでもないわけで、いつもの医者へ行った。

このために、ずっととっておいた最後のデパスを飲んだ。
効果てきめん。
やはり、医者へゆくための最後の1粒はとっておかなくてはならない。
日頃の備えの勝利である。

身体に悪そうだし、金も使いたくないので、しばらくやめていたのだが、
どうしても、これがいる。
診察代1120円と薬代1400円だ。やむを得まい。
エチゾラムチエノジアゼピン系に属する抗不安薬
その名は、デパス

デパスは1㎎だ。1㎎。

嵐も地震も怪獣も 全然怖くない。
天下無敵のマイナートランキライザーだ。

デパスがあれば、なんでもできる。
デバスがあれば10万馬力!

なんと不思議な薬だろうか。
こんな素晴らしい薬なら、大学受験のときにでも愛飲すればよかった。

このあいだの機関紙では委員長が怒りまくってたからなあ。
6ページを2時間でやってやった。採用3ぺージって、なんやねん。
こんどはまともなのを作ってやろうかいのう。

ファイト! ファイト! ファイト! ファイト! ファイト!
デパス! デパス! デパス! デパス! デパス

みんな。困ったことがあったら、デパスを飲め( ̄□ ̄;)!!
見よ。この素晴らしき効能を!

デパス Depas(田辺三菱)
 錠:0.5・1mg 細粒:1% 10mg/g(0.3g/包)
アロファルム(テイコク),エチカーム(東和薬品),エチセダン(共和),エチゾラン(小林化工),エチドラール(シオノ),カプセーフ(大原),グペリース(ニプロジェネファ),サイラゼパム(マルコ),セデコパン(長生堂),デゾラム(大正薬品),デムナット(鶴原),ノンネルブ(日新-山形),パルギン(藤永),メディピース(メディサ),モーズン(辰巳)
[薬価]デパス:9.00/錠0.5mg

神経症うつ病〕1日3mg 分3
心身症・頸椎症・腰痛症・筋収縮性頭痛〕
1日1.5mg 分3
睡眠障害〕1日1回1〜3mg 就寝前
*いずれの場合も高齢者には1日1.5mgまで

【禁忌】 1)急性狭隅角緑内障(抗コリン作用により悪化) 2)重症筋無力症(筋弛緩作用により悪化)

【作用】 視床下部及び大脳辺縁系,特に扁桃核ベンゾジアゼピン受容体に作用し,不安・緊張などの情動異常を改善する

【特徴】 抗ペンチレンテトラゾール作用及び指向性攻撃反応の抑制作用がジアゼパムの5〜6倍強力で,また,脳内アミンの代謝抑制により抗不安作用を示す.さらに,脳内アドレナリンの再取り込み抑制による抗うつ作用をもつ.睡眠作用はREM睡眠を抑制するが,REM反跳現象は認められない.強い筋緊張寛解作用を示す.

【適応】 1)神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害 2)うつ病における不安・緊張・睡眠障害 3)心身症(高血圧症,胃・十二指腸潰瘍)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ睡眠障害 4)統合失調症における睡眠障害 5)頸椎症・腰痛症・筋収縮性頭痛における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張

【相互】 本剤はCYP2C9,CYP3A4で代謝 〈併用注意〉1)中枢神経抑制薬(フェノチアジン誘導体,バルビツール酸誘導体等):相加的に作用増強(眠気,血圧低下,運動失調,意識障害等) 2)MAO阻害薬:作用増強(過鎮静,昏睡,痙攣発作,興奮等)(肝代謝抑制,半減期延長,血中濃度上昇) 3)マレイン酸フルボキサミン血中濃度上昇→本剤の用量を減量する等注意 4)アルコール:作用増強(精神機能,知覚・運動機能低下)

【慎重】 1)心障害(血圧低下,症状悪化) 2)肝障害,腎障害(作用増強) 3)脳に器質的障害(作用増強) 4)小児 5)高齢者 6)衰弱患者(作用増強) 7)中等度又は重篤な呼吸障害,呼吸不全(炭酸ガスナルコーシス惹起)

【動態】 Tmax:約3時間(経口,2mg,健康成人) T1/2:約6時間(未変化体) 代謝:肝臓 排泄:尿中約53% 蛋白結合率:93%

【注意】 ①眠気等→運転等注意
[児] 未確立 [妊] 有益のみ〔動物で催奇形性.後期の連用:新生児に活動低下,哺乳困難,嗜眠,頻脈,無呼吸,チアノーゼ,CK上昇,嘔吐出現,他のベンゾジアゼピン系化合物で新生児に哺乳困難,筋緊張低下,嗜眠,黄疸増強等報告.分娩前の連用:出産後新生児に無呼吸,チアノーゼ,哺乳力低下,活動低下,離脱症状(神経過敏,振戦,過緊張等)報告〕 [授乳婦] 回避.やむを得ない場合は授乳回避(母乳中に移行し体重増加不良,黄疸増強,他のベンゾジアゼピン系化合物で嗜眠,体重減少等) [高齢] 慎重に(運動失調等→少量から開始等)

【過量投与】 1)過量投与により,運動失調,低血圧・呼吸抑制,意識障害が現れることがある 2)本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には,使用前にフルマゼニルの使用上の注意(禁忌,慎重投与,相互作用等)を必ず読むこと.投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された患者で,新たに本剤を投与する場合,本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化,遅延のおそれ

【副作用】 〈重大〉1)依存性(薬物依存)→慎重に(投与量の急激な減量・中止で痙攣発作,せん妄,振戦,不眠,不安,幻覚,妄想等の離脱症状)→中止する際には徐々に減量等慎重に 2)呼吸抑制,炭酸ガスナルコーシス→気道確保,換気をはかる等処置 3)悪性症候群(Syndrome malin)(本剤の投与・他の抗精神病薬との併用,本剤の急激な減量・中止により発熱,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧変動,発汗,白血球の増加,血清CKの上昇等,それに引き続く発熱)→中止,体冷却,水分補給等全身管理.本症候群発病時にはミオグロビン尿を伴う腎機能低下あり 4)横紋筋融解症(筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中・尿中ミオグロビン上昇等)→中止し処置 5)間質性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,肺音の異常(捻髪音)等〕→中止し速やかに胸部X線等の検査を実施し,副腎皮質ホルモン剤の投与等処置 6)肝機能障害・黄疸(AST・ALT・γ-GTPLDH・Al-P・ビリルビン上昇等,黄疸)→中止等処置 〈その他〉1)精神神経〔a)統合失調症精神障害患者:刺激興奮,錯乱等 b)健忘,眠気,ふらつき,めまい,歩行失調,頭痛・頭重,言語障害,不眠,酩酊感,興奮,焦燥,振戦,眼症状(霧視,調節障害) 〕 2)呼吸器(呼吸困難感) 3)循環器(動悸,立ちくらみ) 4)消化器(口渇,悪心・嘔気,食欲不振,胃・腹部不快感,嘔吐,腹痛,便秘,下痢) 5)過敏症(発疹,蕁麻疹,そう痒感,紅斑)→中止 6)骨格筋(倦怠感,脱力感,易疲労感,筋弛緩等の筋緊張低下症状) 7)その他(発汗,排尿障害,浮腫,鼻閉,乳汁分泌,女性化乳房高プロラクチン血症,眼瞼痙攣:瞬目過多・羞明感・眼乾燥等の症状→処置)

【保存】 遮光

【規制】 [指定][処方せん]

『解説』 エチゾラム
〔使用法〕
経口で,不安(パニック)発作には頓用,持続性の症状には分割投与で数日〜数週にわたって投与する.
〔使用上の注意〕
連用・中止後の反跳性不安・退薬症候は長期作用型抗不安薬より起こりやすい.
〔副作用〕
ジアゼパム ⇒ に準ずる.
〔服薬指導上の注意〕
(1)短期作用薬で,連用・中止後の反跳性不安,退薬症候は,長期作用薬より起こりやすいことを頭に入れておく.(2)その他は,抗不安薬の一般的な注意に準ずる.

今日の診療プレミアムVol.18 (C)2008 IGAKU-SHOIN