デ・デ・デパス・デパスだ・ぴょん


デ・デ・デパスデパスだ・ぴょん。
これさえあれば、百人力ヽ(´▽`)/

 時間ぎりぎりでダッシュして、はあはあしながらお医者へ行った。
 看護師が血圧測定。ちょっと高いですね。
 うむ。健康。


 そして、医師の登場。
 達人! 診察15秒! おめえ。心音聞いたふりしただろ。
 僕、この医者好き(^○^)

※この内科医の名誉のために添えるが、僕の主訴は「不安・不眠症」なので、近くの心療内科を勧められました。
 
 デパスは、1㎎を指定するのを忘れた。
 帰りには、受付で、炒った大豆とお面をくれた。 近頃の医者はこんな配慮もしてくれるのだ。
 何かもらえるのは、なんとなく嬉しい(^○^)


 3割負担で1010円也。このせんせは、15秒の診察で3千円少々稼いだわけだ。
 これが高いか安いかは、何とも言えないところ。
 ここには、実際には、待合室の椅子の使用料、血圧計、聴診器使用料、診察室使用料、看護師料、事務手数料、診断料、スリッパ使用料などが含まれているわけだ。


 保険診療の料金は日本全国統一で決められている。
 これは素晴らしい保険制度なのだが、本来は、施設建物料金は医院によって違うべきだし、駆け出しの医者と熟練の医者とが同じ料金というのもおかしいのではないか。
 もともと医療は、高額に設定されているのかもしれないが、30歳の新人医師も50歳の医師も収入が変わらないことになる。人の一生を通しての生活経済というものをどう考えているのだろうか。
 医院や病院単位で配分するにしても、ひとりで診れる患者数には限りがある。
 かといって、1億円もするような検査機材の料金を、まともに患者が支払ったら、とんでもないことになるだろう。
 病院の経営破綻というのは、このようなところから出発しているように思える。
 僕の生活破綻も類似点より端を発している。


 さて。素人の薬の見方として、ひとつ有用な方法を書いておく。
 インターネットで薬の名前を検索するとき、そこに「インタビューフォーム」と入れる。すると、製薬会社が作った説明書がヒットする。
 デパスなら、「デパス インタビューフォーム」
 http://di.mt-pharma.co.jp/file/if/f_dep.pdf


 安全性(副作用)もさることながら、注意したいのは「薬物動態−血中濃度だ。
 特に、高齢者には重要だ。
 デパスで言うと、27ページ。
 (1)血漿中濃度の半減期は約6時間。
 つまり、半減期は短い。6時間後にまた飲めば、濃度は1.5倍になる。
 (2)最高血中濃度到達時間:約3時間(食後30 分経口)
 つまり、3時間後がもっとも心地よい。


 グラフは、縦軸メモリが均一ではなく、基本的には、折れ線グラフ下の面積で見る。メモリがむちゃくちゃなのは、ごまかしているわけではないだろうが、ごまかされる。
 これについては、また、あらためて、ていねいに解説したい。
 続けて飲むと蓄積分があるから、薬効が強くなって効きすぎるという話。


 デパスは、短期型なので、効き目が良くてキレが良いと言われているが、その分、耐性ができやすく依存性がある。やみつきになる。だから、危険だと言われる。
 プラシーボ(偽薬)でも多少は効くのだから、ビタミン剤でも飲んで、気合を入れ、薬を飲む間隔をあける。 
 そうして、本物の薬は大切にとっておく。でも、薬がなくなったはずの頃、医者がまた出すから、だんだんとたまってくる。これが安心のお守りとなるのである。そして、「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」というときに飲む。
 睡眠導入剤を缶にぎっしり大切に持ってる人がいるが、別に何軒も医者をまわってインチキしてる人ばかりではないのである。さらに、たくさんたまったら、一度に飲んで死ぬかどうか試してみようと思っているわけでもない。逆に、節度を持って、きちんと薬を利用している人なのだ。気持ちはとてもよくわかる。
 最近は、ああいう薬を覚醒剤の代わりに使ったりする人がいるから、闇値が高い。鼻から吸うと、けっこうな状態になるらしい。病気になるから、してはいけません。


 で、面白いことなのだが、この抗不安薬というのは、気持ちを静めるだけでなく、興奮作用もある。判断力や記憶力が鈍るから、よけいにイライラするというわけである。また、全ての機能を抑制するので、「抑制する機能も抑制する」。だから、興奮期がある。これは、睡眠導入剤でも、同じ。だから、飲みすぎて、せん妄状態になることがある。
 同じベンゾジアゼピン剤でも、セルシンジアゼパム)のほうが良い。(デパスエチゾラム


 とはいっても、このベンゾジアゼピン剤は、脳内だけでなく、末端の細胞にも効く。細胞の機能が抑制される。麻痺する。だから、デパスが腰痛や肩こりに効く。 ついでに、リンパ球や白血球などの免疫細胞にも効く。だから、風邪引いてるときには、こんなものを飲んではいけない。

 非ベンゾジアゼピン構造のマイスリーの薬物動態なんか、ひどいもんだ。よくこんなので、認可が通ったと思えるような内容なのだ。また、あらためて、ていねいに解説したい。これは、裁判でガンガンに叩いたことがあるので、おもしろい資料がある。(誤解のないように書いておくが、裁判では、薬を叩いたのではなく、薬の「使い方」を叩いたのである)
 来るべきホームページで、バーンとぶちあげる予定。


 でも、僕、マイスリー大好き。これは実に起き抜けの後味が良い。
 熟睡を目指すなら、中期型のほうが良いのだろうが。
 こういうのは、酒飲んで薬飲むと中枢神経の抑制、つまり、呼吸が止まって死ぬらしいから、要注意。