パナソニック法廷闘争の連絡と生コンストライキ報道

 26日は、パナソニック全国総行動・愛知のエコシステムズ弁論準備でした。
 来る10月21日及び11月4日に、最終決戦の場である証人尋問です。証人は10人という異例の多さ。
 両日ともに10時30分〜17時の長丁場です。

 僕たちは、多くの傍聴人によって、告発証人への心理的支援を行い、敵側傍聴人による証人への圧力を徹底的に排除しなければなりません。
 大阪パナソニック裁判一審では、敵は、非番の労働者を百人規模で動員してきました。なんという暴挙でしょうか。

 最高裁において大阪パナソニック裁判への不当判決が出たものの、愛知の2件は違法派遣や不当な就労状況が異なります。法廷闘争勝利の可能性は低くはありません。国際的な見地からは、必ずや勝訴するはずです。

 往来を闊歩する大企業の横暴と略奪を断じて許してはいけません。
 証人尋問は、平日です。傍聴応援をお願いします。

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 全日建関西生コン支部の大規模ストライキ東京新聞22面23面に大きくとりあげられました。
 残ったゼネコン竹中工務店との攻防は大詰めです。巨大な敵の切り崩しに抗して、完全勝利をめざしています。

 大企業や政府にとっては、知られたくないストライキです。報道されたくないストライキです。
 ちまちました仕事欲しさに、毎日黙って頭を下げ続け、毎日我慢し続けて、汗水流す現場の労働者が報われる社会。堂々と異議申し立てのできる社会をつくりたいと思います。

 全日建関西生コン支部は、企業内組合ではなく合同労組です。建設・運輸・生コンという名前がついていますが、職種・業種は関係ありません。誰でもひとりでも加入できます。多くの労組が見捨てた事件も、丁寧に取り組みます。全国からの加入結集を呼びかけます。
 http://www.rentai-union.com/
 http://www.rentai-union.com/head_line/2010/2010.07.15/2010-07-15-2.html

 もう、こんな生活は嫌です。不当に高額なピンハネ構造は許せません。働かせるだけ働かせ、搾り取るだけ絞りとる経営者の脳天をぶち壊さなくてはいけません。天網恢恢疎にして漏らさず。お天道様も許しません。 このままにしておいては、絶対に何も解決しません。しかも、政府は弾圧を強めるだけです。

 無産の民よ。決起せよ。
 僕たちはもはや準備をすべきときです。今ここで戦わなければ、死んでも死に切れません。それが、僕たちに残されている唯一の生きる道です。
 労働と人権をなめくさって、利得に走る資本家や為政者どもに怒りの鉄槌を撃ち下ろし、新しい世の中を築かなくてはなりません。

 自分では立ち上がれない人も、せめて、勇敢に立ち上がった仲間を応援しましょう。ストライキは、労働者に補償された合法的で穏便な戦闘手段です。世論の応援が必要です。

 いじめ抜かれた労働者諸君。せめて、今度はこっちが金をぶんどってやりましょう。そのためには、戦闘的な労組に加入することが、絶対条件です。

 金だけでは許せないと考える諸君は、革命軍に結集しましょう。
 秋葉原や工場内で無差別殺人をやってはいけません。地下鉄に毒薬をまくのも感心しません。
 では、どこの革命軍がいいのか。残念ながら、こいつは期待できません。極左セクトには、もっとしっかりして頂きたいものです。
 日本赤軍を再結成し、個別単独テロの戦術を公開すべきです。

 ふざけた上司や社長をのさばらせてはいけません。命を奪ったものには、命をもって償わせるべきです。こんなことは、あたりまえのことです。僕たちは、そんな当然のことをするべきです。
 あなたは、処刑すべき向こう側なのか、決起すべきこちら側なのか。

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 関西生コンストライキ報道詳細は、追って。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2010082402000065.html
【特報】(東京新聞
大阪を揺るがす「生コンストライキ」 夏の陣
2010年8月24日

 大阪府一帯の建設現場はこの夏、「生コンストライキ」に揺れた。生コン関連の労働組合と中小零細の業者が手を携え、先月以来、ゼネコンを相手に生コン価格の引き上げを求めたストと出荷停止を決行。多くの現場がストップした。事態は組合側優位で収束に向かいつつある。ストが死語とみなされがちな日本で、酷暑の下、熱い攻防を繰り広げた現場を訪ね歩いた。 (中山洋子)