ひでえことしやがる

時事通信
靖国解体」と無許可デモ=参加の男2人逮捕−警視庁
 靖国神社前で無許可デモをしたとして、警視庁公安部は15日、東京都公安条例違反容疑で、デモを指揮した男を現行犯逮捕した。またこの男を奪い返そうと警察官に暴行を加えたとして、公務執行妨害容疑で、別の男も現行犯逮捕した。
 公安部によると、約30人が「靖国神社を解体せよ」などとシュプレヒコールを上げた。2人は過激派の活動家とみられるが、黙秘しているという。
 逮捕容疑によると、指揮の男は15日正午すぎ、千代田区九段南から三番町の路上で、再三の警告に従わず、無許可デモを率いた疑い。
 別の男は三番町の路上で、指揮の男を逮捕した警察官をけるなどし、職務を妨害した疑い。(2010/08/15-19:10)


しかし、事実は違うのではないか?

★★転送・転載歓迎★★

靖国神社周辺での弾圧に対する抗議声明

2010年8月15日正午過ぎ、靖国神社での黙祷儀式に抗議した2名が逮捕されるという事件が起きました。救援会は以下のように当日の事件経過を確認しています。

当日正午前、靖国神社に抗議するために数十名の人々が集まっていました。しかしあまりにも多くの公安警察官と機動隊が行く手を阻んだために抗議行動は中止になりました。そのため抗議に集まった人々は、靖国神社の南門とは逆方向の半蔵門駅に向かって、大勢の警察官に囲まれながら歩道を歩いて帰ることになりました。

しばらく進んだ頃、右翼団体の車両が抗議者たちの前に突然停まり、車両から人が飛び出してきました。そのときです。周囲を囲んでいた私服刑事のうち2人がAさんに抱きついたのです。刑事らはAさんを他の人々から引きはがそうとしました。そのため、一時的に混乱が起きます。しかしそれも周囲の人々の抗議によって一旦は収まります。ところが先ほどの私服刑事はAさんの腕を掴んで離さず、Aさんは連れ去られてしまいました。このときAさんは身に着けていたTシャツを破かれています。さらに近くにいたBさんが人々からムリヤリ引き離され、倒されました。そこに4名の警察官がのしかかって暴行を加えています。彼は首を絞められ蹴られ、焼けたアスファルトに額を叩きつけられた上で引きずられています。そしてBさんは頭部と手に怪我を負ったまま連れ去られているのです。

その後分かったことですが、Aさんは「公安条例違反」、Bさんは「公務執行妨害罪」の嫌疑を不当にもかけられて逮捕されたのです。けれどもAさんは「公安条例違反」に当たるようなことをいっさい行っていません。彼らを含めた抗議者は、行動を中止した後に靖国神社から離れて引き上げる最中であり、警察発表にある「無許可デモ」などおこなっていないのです。さらにBさんに関しては、一部マスコミ(毎日、産経、時事通信)が「警察官に暴行した」などという誹謗を行っています。しかしこれは警察が流す嘘をそのまま報道したものであり、暴行されたのは実際にはBさんなのです。

これまでも国家権力による民衆への横暴は数限りなく行われてきました。2人の仲間は決して暴力を振るっていません。むしろ暴力を振るったのは警察官です。民衆のものである天下の往来を歩く事を阻み、あまつさえ暴行し閉じ込める。暴力で相手を封じ込めようとしているのは一体誰なのでしょうか。

私たちはこのような横暴を決して許しません。これは国家権力による人類に対する冒涜であり侮辱です。私たちは不当逮捕に断固抗議するとともに、2名の即時の解放を求めます。

2010年8月17日
815救援会(2010)
メール:kyuen_815@yahoo.co.jp
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/kyuen_815

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靖国神社周辺での弾圧に対する抗議声明に賛同します」

★賛同
・個人の場合
お名前     (             )
肩書き(あれば)(             )
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貴団体名    (             )
・名前の公開の可・不可 (       )

★連帯・支援のメッセージをお願いします。
メッセージはブログにアップロードさせて頂きます。
(                     )

上記のフォーマットに記入の上、メール:kyuen_815あっとyahoo.co.jp(“あっと”を@に置き換えて送信下さい。)にお送りください。
弁護士費用をはじめとする諸経費のためのカンパも募集しますので、郵便振替口座が開設したらあらためてご連絡させてください。


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★救援カンパのお願い
弁護士費用をはじめとする諸経費のために、ぜひみなさまのカンパをお願いいたします。
郵便振替で、通信欄に「8.15救援会へ」とお書きいただき、以下へお振り込みください。

口座番号:00100-3-105440 「救援連絡センター

※救援会の正式な郵便振替口座が開設しましたら、あらためてご連絡します。

★★転送・転載ここまで★★

・救援会ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/kyuen_815
・レイバーネット;http://www.labornetjp.org/


 言論統制を行うのは、成熟した共産主義政権になってからにすべきで、自由主義の下では、こんなことをやってはいけない。 


 ちなみに、逮捕者が出たグループとは違う集団の8/15「反靖国」デモのコールは、以下だった模様。

靖国いらない!
参拝やめろ!
靖国解体!
追悼反対!
○差別を許すな!
○排外主義反対!
○人権尊重!
主権在民
戦争反対!
天皇制やめよう!
「日の丸」あげない!
君が代」反対!
全国戦没者追悼式反対!
国家による追悼を許さないぞ!
政府は死者の追悼をやめろ!
天皇の追悼を許さないぞ!
戦争で死ぬことをたたえるな!
戦争は間違っているぞ!
戦争は国家の犯罪だ!
天皇制も戦争もまっぴらだ!
靖国神社はいらない!
靖国侵略戦争のシンボルだ!
天皇の神社、靖国はいらない!
侵略神社、靖国反対!
閣僚の靖国参拝を許さないぞ!
国会議員も靖国参拝するな!
戦争を賛美する靖国はいらない!
○国のために死なせるな!
○国のために殺させるな!
戦争反対!
天皇制反対!
植民地主義、反対!
○排外主義、反対!
○差別・排外を許すな!
韓国併合条約を肯定するな!
政府は間違いを認めろ!
○植民地支配を肯定するな!
○政府は戦争責任に向き合え!
植民地主義の継続を許すな!
○排外主義を許すな!
排外主義の天皇制反対!

 これらは全部で41個あるが、僕が一緒に唱えてもいいと思うコールは、○印の14個程度であるし、8月15日に靖国神社前でコールするものではないと考えている。

 もっとも、戦争の定義が、ここでは侵略戦争なり植民地略奪戦争という限定なのだろうが、昨今では、すべての戦争を指しているように思えてならない。
 それは、違うだろう。僕たちは、もう戦う必要のない最後の戦いに命を投げ出すべきではないのか。

 8月15日というのは、人がお参りなりお祈りなりに靖国神社にやってくるいわば神聖なる日である。そういうときに、その道筋で、主義主張を唱えて大騒ぎするものではない。やるなら、別の日にすべきである。
 さらに、8月15日に意義がないとは言わないが、左翼ならば、降伏文書に調印した9月2日を終戦とすべきではなかろうか。

 何故、日の丸や天皇を目のかたきにするのか、今だによくわからない。皇太子さんなんて、けっこういい奴だと思うぜ。

 ともかくも国旗を否定することで国家を否定しようという脈絡は理解できるし、その意味では賛同もするが、ちょっと性急すぎるのではないかと思う。

 また、天皇のあり方には改善の余地があると思うものの、神事を行う陛下の役割を否定する理由は全くないと僕は考える。全宗教を廃すという脈絡もわからないでもないが、それは、超次元の世界を侮った愚か者だと僕は思っている。全宗教を廃すだけの理論が、はたして共産主義にどこまであるのだろうか。

 そんなことよりも、共産主義者同盟赤軍派軍事革命委員会による世界革命戦争宣言のほうがよほど重要であると思う。封建時代のことは、少し違うようにも思うが、言わんとすることはわかる。大筋として、これのどこが間違っているのか、頭の悪い僕にはよくわからない。

 次にあげる原文は、ネットでひろったもので、「あさま山荘銃撃戦の深層」という本に引用されているものと比べ、助詞などが微妙に違う部分もあるが、面倒なので、そのままネットで見つけたものを掲載する。
 どの程度に真剣に書いたものか知らないし、当時、どんな目的があったのかはわからないが、話としては、ごくごくあたりまえの話であるとしか思えない。

 何故、殺してはいけないのか? 
 やつらは、それだけのことをしているだろう。
 まあ。なにをもってブルジョアジーとするかは、問題ではあるが。

 
【世界革命戦争宣言】共産主義者同盟赤軍派軍事革命委員会 (1969年9月3日)

ブルジョワジー諸君!
我々は君たちを世界中で革命戦争の場に叩き込んで一掃するために、ここに公然と宣戦を布告するものである。

ブルジョワジー諸君!
君たちがたとえ、アメリカ軍、NATO軍、安保軍、ベトナム連合軍など等全世界の警察を総動員しようとも、君たちが骨抜きにし変質させたソ連ワルシャワ軍までをも動員したとしても、我々は全世界のプロレタリア人民の力を世界党、世界赤軍、世界革命戦線の下に結集し、必ずや叩きのめしてしまう事を通告する。

君たちの歴史的罪状は、もう分かりすぎている。
君達の歴史は血塗られた歴史である。
第一次、第二次世界大戦、君たち同士の仲間をだまして動員し、互いに殺し合わせ、あげくのはてにはがっぽりと儲けているのだ。

君たちは植民地を略奪するために我々の仲間を殺した。
仲間をそそのかし、植民地を略奪したら分け前をやると言って、後進国の仲間を、君たちがそそのかした仲間を使って殺させたのだ。
それだけではない。
そうやって略奪した植民地を君達同士で奪い合う強盗戦争にも、同じように仲間をそそのかして殺し合わせた。

我が日本のブルジョワジー諸君!
君たちにもウソとは言わせない。
「富国強兵」のスローガンのもと、日清、日露、第一次、第二次の強盗戦争をやったではないか。

我々はもう、そそのかされ、だまされたりはしない。

否、そそのかされ、だまされるだけではない。
我々は過去の恨みを持って呪うと共に、またまた君たちのやろうとする事に対して、今度は我々の側には用意がある。

君達にベトナムの仲間を好き勝手に殺す権利があるのならば我々にも君達を好き勝手に殺す権利がある。

君たちにブラック・パンサーの同志を殺し、ゲットーを戦車で押しつぶす権利があるのなら、我々にも、ニクソン、佐藤、キッシンジャード・ゴールを殺し、ペンタゴン防衛庁、警視庁、君達の家々を爆弾で爆破する権利がある。

君たちに、沖縄の同志を銃剣で突き刺す権利があるのなら、我々にも君達を銃剣で突き刺す権利がある。

君達が朝鮮で再び戦争をやるために、自衛隊を増やし、フォーカス・レチナや三矢作戦をやり、朴独裁三選のためにそれに反対する任君を逮捕し、死刑にする権利があるのならば、我々にも赤軍を建軍し、革命戦線を作り、君たちを逮捕し、死刑にする権利がある。

アメリカのブルジョワジー諸君!
君たちは第二次世界大戦後、朝鮮で、コンゴで、ベトナムで、普段に仲間を殺し続けてきた。

日本のブルジョワジー諸君!
君達は、自衛隊、機動隊を増やし、今ベトナムに協力し、将来朝鮮に派兵しようとしている。

西ドイツのブルジョワジー諸君!
国防軍を強化しフランスをけん制し、チェコや東欧や中近東に目を光らせて何をしようというのだ。

ブルジョワジー諸君!
いつまでも君達の思い通りになると思ったら大間違いだ。

我々は過去、封建領主のもとでは家畜のように領土のおりの中に縛り付けられた農奴であった。
君たちには、この身分の枠を破り、我々を君たちの自由にするために、「自由、平等、博愛」のスローガンの下、領主達と戦った。

だが今や、我々を君たちの好き勝手にされることを公然と拒否する事を宣言する。

君達の時代は終わりなのだ。

我々は地球上から階級戦争を無くすための最後の戦争のために、即ち世界革命戦争の勝利のために、最後まで戦い抜く我々は、自衛隊、機動隊、アメリカ軍諸君に公然と銃を向ける。

君たちは殺されるのがイヤなら、その銃を後ろに向けたまえ!
君たちをそそのかし、操っているブルジョワジーに向けて。

我々、世界のプロレタリアートの解放の事業を邪魔するやつは、だれでも、容赦なく革命戦争の只中で抹殺するだろう。

万国のプロレタリアートよ 団結せよ!

世界革命戦争宣言をここに発する!


★ところで、文中の「フォーカス・レチナ」とは、いかなる作戦あるいは研究なのか?
 クラシックカメラ好きとしては、気になってしようがない。
 レチナは、ドイツ・コダックが発売したカメラの名前なのである。